リクルートのDNA2
『リクルートのDNA』(江副浩正)の中
で著者は日軽金、当時の社長永松さんの言
葉を紹介されています。
「”人間万事寒翁が馬”というが、人生には
、どうにもならない巡り合わせがある。
あれこれ考えたり、ジタバタしたりせず悠
々としていれば、巡り合わせでまたよい事
もある」
とおっしゃられたそうです。
リクルート事件で著者が保釈された年の秋
、松永さんが声をかけられ、ご馳走された
時にそう言われたとの事です。
何とあたたかい言葉なのでしょう。
おそらく人生の修羅場に何度も合い、その
たびに乗り越えるべく努力し、
乗り越え、人生を知り尽くしたからこその
あたたかさ、やさしさなのだと思います。
こういった、アドバイスができる人格をも
つ為には、
どんな状況であっても、キャッシュを回し
つづける知恵をもち、ピンチがあっても耐
え、よい事を待ち、
乗り越え、利他の心を持ち、
日々全力を尽くしてゆくなかで、
近づけるのではないかと思います。
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