自分で作るセーフティーネット 生存戦略としてのIT入門

『自分で作るセーフティーネット
生存戦略としてのIT入門』
(佐々木俊尚)
 
の中で著者は
 
生存戦略として、見知らぬ他人を信頼
すること。
 
生存戦略としての、多くの人
との弱いつながり。
 
生存戦略としての、善い人。
 
生存戦略としての、自分の中途半端な
立ち位置を知るということ。
 
と述べています。
 
いまの日本は戦後の混乱期に似ている
部分か多いそうです。
 
私は十数年間サラリーマンを離れ、
また復帰しましたが、企業間取引や社内
モラルの変化に驚く事ばかりでした。
まるでタイムスリップしたドラマのような
感覚でした。
 
まず、企業間取引ですが
多くの企業で昔と違い、
綱渡りやトラブルが起きて当然な対応
をしています。
 
明らかに余裕がないのです。
 
今は購入や導入する側ですが、
基本的に3社は相見積をとり、
機能もありますがやはり価格を安く
提示している企業に決定することが多
くなります。
 
購入の担当窓口としては、
そうなってしまいますが、
こういった事が行きすぎ、
企業の体力を奪っていってしまった
ような気がします。
 
タイムスリップする前とは違い、トラブル
は起きて当然といった感覚で対応しな
いといけなくなってしまいました。
 
社内のモラルについては、
昭和の時代という若年層の言葉のとおり
企業内のモラルがタイムスリップ前は
間違っていたのだと思います。
 
Z世代はものごごろがつく頃からスマホが
あった為、親や学校教育の洗脳から
まぬがれる事ができた為、本質を理解
していると思います。
 
彼らが感じている事は正しく、役職
や過去の経験を捨て彼らと同じ目線で
一緒に考えてゆく事がとても大切な
事だと感じています。

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