多様性の科学

『多様性の科学』(マシュー・サイド)
の中で著者は
 
尊敬型の集団の場合、リーダーの寛容
な態度が従属者に次々とコピーされ、
集団全体が協力的な体制を築いて
いく。
 
と述べています。
 
支配的な組織と尊敬型の組織がありま
すが、多くの企業では支配的な組織に
なっているのではないでしょうか。
 
狩猟採取民族等では尊敬型組織が見ら
れるそうなので、本質的にはそれを望
む人が多く、上手くいくのではないで
しょうか?
 
ただ、尊敬型リーダーにふさわしい人
がリーダーになる要因よりも、会社では
それ以外の要因でリーダーになってし
まう事がほとんどなのではないでしょ
うか。
 
尊敬型リーダーがリーダーになった
場合には心理的安全性が組織で確保さ
れ、リーダーをこころから尊敬している為、
著者の述べている寛容な態度や協力的
な姿勢が組織に浸透していくのだと
思います。
 
会社や他のコミュニティ等でも、
まずは小さなチームの中で、そういっ
た状況にできないかを考え、
コミュニケーションをとってゆきたい
と思います。

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